











素材となる栃の木目が素晴らしく、一番美しく姿を残せる拭き漆で仕上げています。薄めの仕上げで軽くて、すっきり。この轆轤は讃岐80代のベテラン木地師・岩崎寿男さんが挽かれたもの。
蕎麦猪口サイズの大きめの茶托なので、菓子皿にもおすすめです。
主に国内で掻いた漆を使用し、調整剤など入れずにそのままの昔ながらの方法で塗っています。そのため、既製品のように綺麗にツルツルとした仕上がりではなく、漆がざらついていたり、縮んでいるような箇所も含まれる可能性があります。
*在庫が複数ある場合は個体差がございます。個体差について、あらかじめ追加のご質問やご希望がある場合は「備考欄」にお書き添え下さい。
*地の茶色い漆の色がうっすらと透けています。長年使ううちに、地の漆の色が出てくることがあります。漆の塗り直し、破損した場合の継ぎ直しのご相談もお受けしております。まずはメールやお電話等でご相談ください。(有料)
約φ135mm x h28mm
栃 / 漆 / ろくろ
略歴)
臼杵春芳(USUKI Haruyoshi)
1954年香川生まれ。1977年に彫刻家新宮晋氏に師事。京都を拠点に建築家との共同作業で店舗や個人住宅の家具制作を行う。近年は工房を香川へ移し、漆の木の栽培をはじめ、漆掻き、木地師、塗師の一連の工程を一人で行っている。