








お二人の焼き物を触ってるとこれは生き物だと感じます。窯の中で土が形に変化する不思議。
土や釉薬の組み合わせ、それに即した即興性のある形づくり。実は息をしているんじゃないかと思うほど、ちょっと生々しい。やはりナマなものは良い。思ってたものと違うものが出来ることもあるが、いずれにしても窯出しはすべての産物。作品にはそんなワクワクが詰まってます。
*壷田さんの現在の地元である黒原(くろばる)の原土を採って粘土にし炭化した作品のシリーズです。表面にヒビが入ったり、ヒラヒラと土に凹凸が見えますが、窯の中の圧力と黒原土の性質でそのようになりますが亀裂ではありません。ご了承のうえお求め下さい。
*炭化焼き〆について
https://kit-sankakuha-exhibition.blogspot.com/
口径φ129mm、底φ55mm
x H58mm
400CC(満容量)
陶器
黒原原土
略歴)
壷田和宏 亜矢
1972年 和宏、三重県伊賀市に生まれる
亜矢、愛知県安城市に生まれる
1995年 愛知県芸術大学陶磁器専攻科卒
愛知県長久手市に登窯を築窯
2000年 三重県伊賀市融栗谷に穴窯築窯
2009年 宮崎県高千穂五ヶ所に登窯築窯
2011年 同地に穴窯を築窯